データを活用した企画・編集・運用力でPV105％を達成。「アイデアの宝庫」高精度な分析レポートとアンケートデータも魅力。
教えて!goo編集タイアップ 導入事例インタビュー ※2022年8月25日現在
大阪ガスマーケティング株式会社 様
家庭用のガスや電気といったエネルギーをはじめ、それらの関連機器やリフォーム・リノベーション、家庭用インターネットなど、暮らしに関するサービスを提供する大阪ガスマーケティング株式会社。2020年4月に大阪ガスの基盤会社として事業を開始し、今年で3年目を迎えています。電力とガスが自由化されて以降、顧客獲得競争は激化。Web広告の企画・運用を担当する小寺弘剛さんはテレビCMなど従来のPRやチャネルに加えて「Webを始点起点に当社のサービスに興味をもって頂けるような新しい取り組み」が必要と感じていたと振り返ります。
そんな中、今回チャレンジ施策のひとつとして取り組んだのが「教えて!goo編集タイアップ」でした。導入のきっかけやこだわったポイント、感想や成果をお聞きしました。
■話し手
大阪ガスマーケティング株式会社 リビング営業本部CX推進部 WEBチーム
小寺 弘剛 様
家庭用のガスや電気などのエネルギー、それらを扱う機器、その他暮らしに関するサービスを提供する同社のWeb広告の企画や運用を担当。各事業部の担当者と連携し、Webマーケティングの強化に努めている。
■聞き手
NTTレゾナント株式会社 デジタルマーケティング事業部
時田 典昌
大阪ガスマーケティングの「教えて!goo編集タイアップ」導入に際し、企画提案からコンテンツ制作ディレクション、分析レポートの作成まで一貫して携わる。
テレビCMと連動した従来のWeb施策に、新しいアプロ―チを加えたかった
「教えて!goo編集タイアップ」導入のきっかけ
── 弊社と取り組みをする前、どのような課題を抱えられていたのか、改めて教えてください。
大阪ガスマーケティング株式会社 小寺 弘剛様（以下、小寺様）：これまで弊社のWeb広告戦略は、テレビCMを軸にしていました。テレビCMでキャンペーンを告知し、お客さまに検索していただくことでWebサイトにお招きしていたのです。いわば、Web広告においてはニーズが明確な顕在層向けの戦術を中心に展開していました。
しかし、電力とガスが自由化された今、競合他社が増え、競争が激しくなっています。従来の方法に限界を感じるようになったため、潜在層向けにアプローチできるよう、昨年の夏頃からWeb広告において新たなチャレンジを始めることになりました。
── 新しいチャレンジとして、どのようなことを考えていましたか？
小寺様：取り組みたかったのはタイアップ広告の制作です。外部のWebメディアさんに編集記事を書いてもらおうと思いました。そもそも自社ドメイン内にコンテンツが不足しているのですが、第三者視点で書かれた外部ドメインのもののほうが信ぴょう性は高い傾向にあると考えています。また、長期的な流入が期待できるのが編集記事のメリットです。
例えば、ディスプレイ広告や動画広告なら、予算が尽きたり、掲載期間が終わったりすれば、そこで終了です。一方、編集記事は掲載終了後もWeb上にアーカイブしてもらい、アセット（資産）としてWeb上に積み重ねていけば、メンテナンスは必要になりますが中長期的にWebマーケティングの強化につながると考えました。
── その流れの中で、どうして弊社を選んでいただけたのでしょうか？
小寺様：実は以前、Web広告代理店に勤務しておりまして、さまざまなクライアントさまに対して「教えて!goo編集タイアップ」の導入支援をしていたのです。その頃から「教えて!goo」が有するデータを活用した企画力や編集力には一目を置いていましたので、「タイアップ広告を作るならNTTレゾナントさんに絶対お世話になろう」と決めていました。
当時はテキスト中心のコンテンツだったのが、直近の事例を見せていただくとスマホユーザーを意識したデザイン性が際立っていて、その進化にも惹かれましたね。
“作る”から“見せる”まで任せられる。データを活用した制作・運用力が心強い
具体的な取り組み内容について
── 今回のタイアップ広告では、どのあたりにこだわりましたか？
小寺様：今回のタイアップ広告は、他県から関西に引っ越してきた20代社会人男性と一人暮らしの大学生女性に対し、「新生活」と「節約」をテーマにインタビューを実施する企画でした。新生活の準備をうまく乗り切り、賢くおトクに毎日を暮らす方法を紹介する内容ですが、読者の共感性向上を目的に広告色をやわらげるように心がけました。いきなり弊社のPRが登場すると、離脱されかねません。あえてクリックポイントをページ下部に設定したり、そのクリックポイントを減らしたりして、最後まで読んでいただくことに主眼を置きました。
── 取り組みを進める中で、苦労したことはありましたか？
小寺様：苦労したことはありません。というのも、NTTレゾナントさんのチームワークが素晴らしく、企画や構成、進行に非の打ちどころがなかったからです。内容に関する修正要望は、ほぼ出しませんでした。こちらの事情で通常より短い制作期間でしたが、見事に対応いただき、とても感謝しています。次回は余裕を持ってお願いできるようにしたいです（笑）。
── 他、今回の取り組みでよかったことがあれば教えてください。
小寺様：「教えて!goo」には一般生活者の「引越し」「生活費」に関する興味・関心・悩みのデータが十分にあり、それらを活用した誘導をしてもらえることですね。誘導バナーも3パターンのクリエイティブをご用意いただきました。作ったタイアップ広告をいかに見てもらうか、広告運用まで一貫してお任せできるのは心強いです。
あと、私たちのようにＷebの仕事をしている人間は、お客さまの意見を直接お聞きする機会がなかなかありません。今回のWebアンケートを通して生の声をお聞きできたのは新鮮でしたし、いろいろな気づきを得られて勉強になりました。
手厚い分析レポートに驚き。アンケートデータはアイデアの宝庫
導入した感想や成果について
── タイアップ広告の効果についてはいかがでしたか？
小寺様：春のキャンペーン期間の3月10日から4月15日まで、約1ヶ月間掲載しましたが、PVは105％の達成率、クリック率は「教えて!goo」の平均を少し下回る結果となりました。ただ、クリック率については先ほど申した通り、広告色をやわらげるためにクリックポイントを下部にしたり数を減らしたりしていましたので、私の中では想定内です。定量的な数字には大変満足しています。
── 分析レポートをご覧になった感想も教えてください。
小寺様：分析レポートはかなり手厚いですよね。Web広告に携わっていないメンバーにもシェアしたいと思えるほどの内容とボリュームで、正直びっくりました。
特にアンケートデータは、次の戦略を考えるうえで欠かせないアイデアの宝庫。先日、NTTレゾナントさんからもアンケートデータを踏まえた企画を早速ご提案いただいたので、Webチームで検討しているところです。
これからもコミュニケーションを取りながら、一緒に挑戦していきたい
今後の「教えて!goo編集タイアップ」への期待
── 今後「教えて!goo編集タイアップ」に求めるものはありますか？
小寺様：「スマホ」「動画」「時短」といった昨今のトレンドに対応する企画をご提案いただければありがたいですね。NTTレゾナントさんの技術力や開発力、アレンジ力に期待していますので、これからもコミュニケーションを取りながら一緒に挑戦していければと思います。
── 最後に、これからの展望をお願いします。
小寺様：弊社のWeb広告についてはまだまだできていないことが多く、課題が山積しています。優先順位を付けて、チームメンバーと協力しながら解決していきたいです。
弊社は挑戦を応援してくれる社風なので、（しっかり当たり前のことは実行遂行した上での話ですが）新しいことにも積極的にチャレンジしていきたいですね。
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