運用型広告とは?メリット・デメリットから代表的な媒体まで運用型広告の概要を把握しよう。

インターネット広告

現在のインターネット広告の主流となっている運用型広告。
その運用型広告の基本的な概要について触れていきます。

インターネット広告市場の中での規模感から、広告手法としてのメリットやデメリット。代表的な媒体まで、運用型広告に関する概要把握の為にお役立ていただければ幸いです。

市場の中での運用型広告

2020年3月に電通グループが発表した「2019年日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、インターネット広告費の中で運用型広告が占める割合は79.8%と、ほぼ80%に達しており成長率は前年比で115.2%と大きく伸びています。

現状では運用型広告に取って代わる様な強力なプロダクトは出てきていない事から、今後も右肩上がりの成長率となることが予想される中、日進月歩のインターネット広告業界において、運用型広告の活用はどの広告主にとっても優先度の高い施策である事は間違いありません。

インターネット広告については、以下の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

運用型広告の特徴

リーチする対象が不特定多数となってしまう旧来のマス広告と比較して、リーチしたいターゲットにピンポイントで広告配信出来るのが運用型広告の特徴です。年齢、性別、所在エリアや興味関心でターゲットを指定しての広告配信や特定のwebサイトを閲覧したユーザーへの広告配信が可能です。

このターゲティングの粒度や種類の使い分けによって、広告主は自社サービスの潜在層から顕在層まで目的に応じたターゲットを設定しそれぞれに広告を出し分けることが出来ます。

課金の仕組み

運用型広告の広告費は、広告主や掲載メディアが自由に決める様な性質のものではなく、広告主側の入札額などによって運用型広告を取り扱うシステム(プラットフォーム)が自動で算出する仕組みです。広告費の課金方式には様々な種類があり、代表的なものとしてCPC課金(クリック課金型)とインプレッション課金(CPM課金型)があります。

CPC課金

Cost Per Click(コスト・パー・クリック)の頭文字を取ってCPCです。ユーザーが広告をクリックして初めて広告費が発生する課金形態での為、費用対効果が明確です。

インプレッション課金

Cost Per Mille (コスト・パー・ミル)の頭文字を取って、CPMです。Cost Per Milleの「Mille」が1,000を表すように、表示1,000回を1セットの課金システムが一般的です。クリック率が高いメディアでも費用を抑えて広告配信できるメリットがあります。

運用型広告のメリット

自由度の高さ

予算の上限や配信期間、配信方法やターゲティングを自由にコントロールする事が出来ます。ほぼリアルタイムの計測により、パフォーマンスの悪い広告の停止や良い広告の追加はもちろん、PCやスマホなどデバイスごとにターゲットを絞ったり、広告面をターゲットに合わせて変える事が出来ます。

手軽さ

各種運用型広告のアカウントさえ開設すれば少ない額から出稿することが出来て、手順もそれほど難しくはない為、個人でも簡単に広告を扱うことが出来ます。更にGoogle広告を筆頭に機械学習で広告の最適化を行うシステムが年々進化し続けており、初心者でもある程度の最適化ができるようになっています。

運用型広告のデメリット

経験と知識が必要不可欠

配信方法やターゲティングの細かい設定が出来る分、運用経験や知識が必要となります。その為、運用を専門で請け負う代理店が数多く存在します。

時間と労力

自由度が高い分、配信前の検討項目や配信中の運用調整の範囲は広く、また配信後の検証項目も多い為、その案件に合った成果最大化の勝ちパターンを見出していくまでには時間と労力が必要です。

代表的な運用型広告

リスティング広告

Google、Yahoo!に代表される検索連動型広告で、ユーザーが検索窓で検索したキーワードに連動してテキスト広告を掲載する事が出来ます。顕在層に対してCPC課金で出稿が出来るのが特徴です。

リスティング広告については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

ディスプレイ広告

GDN、YDNに代表されるディスプレイ広告で、掲載先プラットフォームが持つユーザーの行動や興味関心データを元に、詳細なターゲティング設定が可能で課金方法はプラットフォームによって様々です。

ディスプレイ広告については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

SNS広告

Facebook、Twitterに代表されるのがSNS広告で、ユーザーの登録情報や行動に基づいた様々ターゲティングでの配信を複数ある課金形態の中から選んで配信する事が出来ます。

SNS広告については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

まとめ

運用型広告の市場価値や活用意義はとても高く、現在のインターネット広告の中での主力プロダクトとなっており、ターゲティングの自由度も高く便利な広告手法です。一方で、自由度が高い故に自社の勝ちパターンを確立していくには運用経験や知識、時間と労力が必要です。

代表的なものはGoogle、Yahoo!に代表されるリスティング広告、GDN、YDN等のディスプレイ広告Facebook、Twitter等のSNS広告です。

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