リスティング広告代理店の選び方!依頼先を選ぶ4つのポイントを解説

インターネット広告

リスティング広告の運用は、PDCAサイクルを迅速に回す力と、問題点を発見し改善案を作成する経験がものをいいます。

自社担当者だけでリスティング広告運用をするよりは、自社内に知見が貯まるまでの間だけでも広告運用代理店と並走するのがいいでしょう。
リスティング広告運用を広告運用代理店に依頼するとき、自社内で検討すべきことや広告運用代理店の選定基準を紹介します。

この2つを知っておくと広告運用代理店選定の失敗を防ぐことができます。

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リスティング広告運用を代理店に依頼する前に検討すべきこと

代理店に依頼する前に検討すべきこと

リスティング広告を広告運用代理店に依頼するとき、自社内で検討すべきことについて紹介します。

検討すべき項目は以下の3つです。

  • リスティング広告において広告運用代理店に支援してもらいたい項目
  • リスティング広告を広告運用代理店に依頼した場合の予算
  • 自社の担当者はどの程度リスティング広告の知識があるのか

リスティング広告において広告運用代理店に支援してもらいたい項目

広告運用代理店に支援してもらいたい項目を列挙しましょう。広告運用代理店へ丸投げするような形にしてしまうと、選定時の決め所がはっきりせず困ります。

また、「何もわからないから相見積もりを取って費用の安いところに依頼する」ということになった場合、運用開始後に不満が生じてしまいます。

自社担当者でのリスティング広告運用では何が足りないのかを明確にし、どの部分を最も支援して欲しいのかまで決めておくと依頼の際もスムーズです。
できれば、リスティング運用だけの支援を依頼したいのか、LP制作やSEO対策などのWebマーケティング全般についても相談したいのかについても考えておくといいでしょう。

リスティング広告を広告運用代理店に依頼した場合の予算

リスティング広告の運用にも費用がかかりますが、広告運用代理店に依頼する場合は運用費用も計上する必要があります。

広告運用代理店に支払う費用は、わかりやすいものをあげると「運用手数料」「初期費用」があります。

自社のリスティング広告担当者の知識レベル

自社内のリスティング広告運用担当者に予定している人物の知識レベルについてチェックしておきましょう。

広告運用代理店担当者との橋渡しになる人物になりますので、リスティング広告に関する知識はあった方がいいです。仮に、書籍で読んだ程度の知識しかなかったとしても、リスティング広告を運用しながら学習できる人材であれば問題ありません。

自社内の担当者は、「ゆくゆくはインハウスで運用」するのかずっと「広告運用代理店と二人三脚で運用」するのかによっても選定基準が異なります。しかし、基本知識と学習意欲は高いに越したことはありません。

リスティング広告のやり方については、以下の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

リスティング広告代理店の選び方

リスティング広告代理店の選び方

リスティング運用を任せる広告運用代理店の選び方について紹介します。

  • 運用担当者のスキルが見える
  • 料金や費用が明瞭
  • 運用中のアカウントは開示される
  • リスティング広告以外の部分でのサポート

この4つのポイントを押さえておけば、運用をお願いしている間に不信感を抱くような事態になりづらいです。

運用担当者のスキルや得意ジャンルが見える

自社が扱っている商品・サービスについて運用担当者がどの程度の知識を持っているかをチェックしましょう。スキルや得意ジャンルによってはミスマッチになる可能性があります。

ヒアリングに営業担当者だけではなく、実際に担当する運用担当者も一緒だと安心感が違います。

少額であることがウリは要注意?料金や費用が明確

依頼した場合の費用が明確になっていることも重要です。
月額料金の安さで第一候補にしたはずが、初期費用が他社よりも高額であることもありますし、他社では標準機能としてあったものが、オプション料金になる場合もあります。

最低でもチェックしておきたい費用と内容は以下の4つです。

  • 初期費用:アカウント開設などが必要な場合にかかる費用。リスティング広告運用開始以前にかかる。
  • 広告運用代行費用:リスティング広告運用にかかる手数料。運用費用の20%程度が多い。
  • 最低出稿金額:「最低でも月々この程度は出稿してもらう」という金額。設定されていない場合も多い。
  • オプション費用:LP改善、自社アカウントでの運用が別費用になる場合がある。

リスティング広告の費用については、以下の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

リスティング広告を運用中のアカウントは開示される

リスティング広告運用代行を依頼した際、実際に運用しているアカウントを開示してもらえるかどうかも確認しましょう。アカウントを開示してもらうことで、自社でいつでもデータが見られるようになります。

広告運用代理店から出されるレポートだけではなく、運用実態を見たい場合、生データが必要です。透明性を確保した運用をうたう広告運用代理店はアカウントが開示されることが多いです。

LP改善などのリスティング広告関連のサポートの有無

リスティング広告をクリックした先にあるLPなどの改善や分析サポートがついているかも確認しておきましょう。

依頼段階ではそういったサポートは不要と考えていたとしても、後日必要になる可能性もあります。

リスティング広告代理店選びで失敗しないためのポイント

広告代理店選びで失敗しないためのポイント

広告運用代理店を選ぶ際に失敗しないためのポイントは、自社内でも最低限リスティング広告運用に関する知識を持った人材を持っておくことです。

広告運用代理店の営業担当者や運用担当者と自社の橋渡し役になる人が全くと言っていいほど知識がなく、広告運用代理店に任せきりな状態となると出稿した広告に効果があるのかわかりづらくなります。

広告運用は、広告運用代理店と依頼者の二人三脚で行うものです。運用実績はなくても構いませんが、学習意欲と基本知識のある方を選びましょう。

リスティング広告運用を代理店に依頼するメリット・デメリット

代理店に依頼するメリット・デメリット

リスティング広告運用を広告運用代理店に依頼するメリット・デメリットについて紹介します。

  • リスティング広告の最新情報を入手できる
  • 初めての運用でも知識のある人に任せられる
  • 分析を任せられる・改善を提案してもらえる

自社担当者だけでは視野が狭くなりがちな部分を広告運用代理店がフォローできることが大きなメリットです。

プロに運用を任せられる

広告運用代理店に依頼すると、リスティング広告運用が初めてであったとしても運用が安定します。知識のあるプロに任せられる安心感もあります。

「自社人材を育てる時間をプロへの運用費用で買う」というイメージを持ってください。

分析・改善を任せられる

リスティング広告を打った後の分析や改善案の作成には時間がかかります。
また、数値分析に慣れていないと、数値をおかしな方向に解釈してしまうケースもあるのです。

その点を安心して任せられるため、PDCAサイクルを効率よく回すことができます。

流行や最新情報を入手できる

広告運用代理店にリスティング広告運用を依頼すると、マーケティングや広告運用に関する最新情報を入手しやすくなります。

自分たちで流行や最新情報をキャッチアップしなくても良いため、ツールの見直しなどにかかる時間を節約できます。

リスティング広告を広告運用代理店に依頼するデメリット

リスティング広告運用を広告運用代理店に依頼するデメリットは、ニッチな業界や商品・サービスを扱っている場合に生じやすいです。

広告運用代理店側の運用担当者が扱う商品やサービスに関する知識を持っていないと、広告運用もチグハグになりがちです。

その他にも、リスティング広告の運用を広告運用代理店に任せきりになってしまう場合、自社に知見が貯まらないというデメリットがあります。

リスティング広告の運用は代理店を使うのも1つの手

リスティング広告運用に不安を感じているなら、広告運用代理店を使って一緒に成長していくのも1つの手です。

プロと二人三脚で運用することで、知見を得ながら成果も得ることができます。

当社では、広告運用コンサルティングを提供しています。広告運用コンサルティングでは、中長期の広告運用に即したプラン設定を行い、分析・改善までしっかりサポートいたします。

自社での広告運用に不安をお持ちでしたらぜひお問い合わせください。
また、リスティング広告で押さえるポイントをまとめた資料を公開しています。是非こちらもダウンロードしてご活用ください。

リスティング広告については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

著者(writer)
marketingX by goo 編集部

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