ディスプレイ広告の種類とは?Google・Yahoo!の掲載フォーマットと違いについて解説

インターネット広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ、動画配信サイトの広告枠に表示される広告のことを意味し、GoogleとYahoo!での配信が有名です。

GoogleとYahoo!のディスプレイ広告の配信フォーマットは、似ている部分も多いのですが若干異なるところがあります。
詳細を覚える必要はありませんが、それぞれがどんなフォーマットを持っているのかについては知っておいた方がいいでしょう。
ここでは、ディスプレイ広告の掲載フォーマットについて紹介します。

ディスプレイ広告の掲載フォーマットとは

ディスプレイ広告の掲載フォーマットとは

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のことです。

ディスプレイ広告といえば、「画像+キャッチコピー」形式のバナー広告での掲載が有名ですが、実は、ディスプレイ広告の掲載フォーマットには以下のようなものがあります。

  • テキスト広告
  • レスポンシブ広告
  • バナー広告/イメージ広告
  • カルーセル広告
  • 動的ディスプレイ広告
  • 動画広告

ディスプレイ広告の概要について詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。

ディスプレイ広告のインフィード広告とは

ディスプレイ広告の掲載フォーマットについて調べていると、「インフィード広告」という言葉に遭遇します。

インフィード広告とは、主にSNSやニュースサイト、記事メディアのタイムラインに出現する広告のことです。SNSやタイムラインに流れていく通常の投稿に溶け込むような形で、違和感なく差し込まれます。

インフィード広告の配信は、Yahoo!での配信が有名でした。2021年にYahoo!ディスプレイアドネットワーク(通称YDN)が提供終了になり「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」に変更されたことで、Yahoo!でのインフィード広告のみの配信が利用できなくなりました。

全く利用できなくなったわけではなく、YDNの後継の「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」では、インフィード広告に近い形式での広告配信方法が案内されています。

ディスプレイ広告で配信可能な広告の種類はYahoo!とGoogleで若干異なる

ディスプレイ広告の掲載フォーマットは、GoogleとYahoo!によって若干異なります。細部が異なるというだけで、大まかな部分は変わりません。

詳細まで丸暗記する必要はありませんが、どういった部分で異なるのかについては知っておいた方がいいでしょう。
次の見出しからは、Yahoo!・Google別のディスプレイ広告掲載フォーマットについて紹介します。

ディスプレイ広告におすすめな画像サイズについては、以下の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

Googleのディスプレイ広告の掲載フォーマットについて

Googleのディスプレイ広告の掲載フォーマットについて

Googleのディスプレイ広告の掲載フォーマットは、7つあります。

  • テキスト広告
  • レスポンシブ広告
  • イメージ広告
  • 商品ショッピング広告
  • アプリ訴求広告
  • 動画広告
  • 電話専用広告

それぞれについて簡単に紹介します。

テキスト広告

テキスト広告は、テキストのみが表示される広告のことです。「キャッチコピー+短文」の掲載になるため、広告クリエイティブの修正管理が行いやすいです。

リスティング広告と間違われやすいのですが、ディスプレイ広告の表示場所はリスティング広告とは異なります。
広告表示オプションを利用すると、ユーザーにとって有益な詳細情報などを追加できます。

レスポンシブ広告

レスポンシブ広告は、ユーザーが使用しているデバイス別に広告の表示形式が変わる広告のことです。各デバイスに合わせて広告の表示形式が変わることを「最適化」といいます。

デバイスの画面サイズに合わせて最適化された広告は、表示されるWebサイトに溶け込むように自然な形になるため、表示に違和感がありません。

イメージ広告

イメージ広告は、静止画像やGIFアニメーションによる広告のことです。一般的なイメージのディスプレイ広告は、このイメージ画像のことを指す場合が多いです。

商品やブランドのイメージを視覚的に訴えるというディスプレイ広告のメリットを享受できる形式になります。

商品ショッピング広告

商品ショッピング広告は、特定の商品を探しているユーザーに対して表示される商品広告のことです。ショッピングサイトで表示されるように、商品画像と商品名、価格や販売店舗の情報が掲載されます。

検索結果画面の広告表示部分がショッピングサイトの商品紹介画面のようになるのも特徴です。

アプリ訴求広告

アプリ訴求広告は、アプリに表示する広告ではなく、特定のアプリのダウンロードやインストールを促すための広告です。

Google PlayやGoogleで検索をしたユーザーに対して表示され、アプリストアへのリンクやディープリンクを掲載することが可能です。

動画広告

動画広告とは、動画で表示される広告のことです。YouTubeに配信する動画広告というわけではなく、Googleとパートナー提携しているWebサイトに表示されます。

オンライン再生の他にストリーミング動画のコンテンツ内に埋め込むことも可能です。

動画広告については、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。

電話専用広告

電話専用広告は、広告に電話番号を表示する広告のことです。

電話番号を表示させることで、電話での問い合わせを増やすことができます。電話専用広告は、電話をかけることができるデバイスのみに表示されます。

Yahoo!のディスプレイ広告の掲載フォーマットについて

Yahoo!のディスプレイ広告の掲載フォーマットについて

Yahoo!のディスプレイ広告の掲載フォーマットは、4つあります。

  • レスポンシブ広告
  • バナー広告
  • カルーセル広告
  • 動的ディスプレイ広告

それぞれについて簡単に紹介します。

レスポンシブ広告

レスポンシブ広告は、ユーザーが使用するデバイスや広告掲載面に最適な形式で広告を表示するフォーマットです。
テキストや画像、動画、ボタンで構成されます。

バナー広告

バナー広告は、画像もしくは動画でアピールする広告フォーマットです。広告内に文章が入らないため、ビジュアルでユーザーに訴えたい場合に役立つでしょう。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の画像(画像+キャッチコピー)を組み合わせて順番に表示させていく広告フォーマットです。
画像ごとに異なるURLを割り当てられるため、広告をクリックしたユーザーが求めている情報を提供できます。

動的ディスプレイ広告

動的ディスプレイ広告は、商品画像と商品名、価格の情報を掲載面に合わせて動的に掲載するフォーマットです。
動的ディスプレイ広告は、一部のクライアントにのみ提供されています。

YouTubeのディスプレイ広告の種類とは

YouTubeのディスプレイ広告の種類とは

YouTubeにもディスプレイ広告が掲載されます。YouTubeでのディスプレイ広告の掲載場所は、3箇所です。

  • YouTubeの動画内
  • 動画に重なる広告
  • 動画の周囲

YouTubeにディスプレイ広告を掲載するためには、Google広告のオークションを利用するか、YouTube広告販売から広告配信枠を購入する必要があります。

ディスプレイ広告の種類は掲載媒体によってさまざま

ディスプレイ広告の掲載フォーマットは、GoogleとYahoo!で若干異なります。ユーザーに対してどんなクリエイティブで訴求するかの判断材料の1つにしましょう。

ユーザー属性に合わせたフォーマット選定や、クリエイティブ制作に悩む場合は、当社の広告運用コンサルティングをご検討ください。
広告運用コンサルティングでは、中長期の広告運用に即したプラン設定を行い、分析・改善までしっかりサポートいたします。

ディスプレイ広告の費用やターゲットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。


著者(writer)
marketingX by goo 編集部

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