【Salesforce】Pardotとは?機能や特徴、導入するメリットを紹介

データソリューション

現代では、煩雑化しがちなマーケティング活動や営業活動の効率化に役立つMA(マーケティングオートメーション)ツールを多くの企業が導入しています。
数あるMAツールの中でも、株式会社セールスフォース・ドットコムの「Pardot(パードット)」は、代表的な製品のひとつです。ここでは、Pardotの特徴や機能のほか、導入するメリット、導入時の注意点をご紹介します。

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PardotはBtoB向けのMAツール

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Pardotは、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供する、BtoB向けのMAツールです。トラッキングやスコアリングといった機能によって見込み顧客を発掘し、育成や評価を行います。見込み顧客の行動を追跡してフォローアップができるため、長期的なコミュニケーションが必要な、商談型ビジネスにおすすめのMAツールといえるでしょう。

また、Pardotはサポート体制が充実しており、オンライントレーニングでノウハウを学べるほか、ウェビナーやコミュニティーなどで情報収集することが可能です。
なお、Pardotには搭載されている機能によって、「Growth」「Plus」「Advanced」「Premium」の4つのエディションがあります。それぞれのライセンス費用は下記のとおりです。

<Pardotのライセンス費用(月額)>

  • Growth:16.5万円(税込)/15万円(税抜)
  • Plus:33万円(税込)/30万円(税抜)
  • Advanced:52.8万円(税込)/48万円(税抜)
  • Premium:198万円(税込)/180万円(税抜)

さらに詳しくMAについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

Pardotの主な機能

Pardotには、営業担当者が効率的に成約まで進められるように支援する、様々な機能が搭載されています。続いては、Pardotの主な機能について見ていきましょう。

Webトラッキング

顧客が訪れたWebページの閲覧履歴を、詳細にトラッキングすることができます。顧客が何に興味・関心があるのかを把握することができるでしょう。

スコアリング

顧客のWeb閲覧状況やメールの開封率、クリック率などのデータからスコアリングを行うことで、顧客ごとの見込み度合いを把握し、優先度をつけることができます。また、スコアリングする上で必要な加点される項目や条件を、自社の商材に合わせてカスタマイズすることも可能です。

グレーディング

グレーディングは、顧客の役職や会社の規模といった属性情報から、どれだけ自社の商材にフィットするかという観点で、見込み顧客かどうかを判定するものです。スコアリングは顧客の行動から評価するのに対し、グレーディングは顧客の属性から評価するという点が異なります。グレーディングを行うことで、より見込み度合いの高い顧客を抽出できるでしょう。

Engagement Studio

Engagement Studioは、シナリオメールシステムのことです。Pardotなら、テンプレートを使ってメールを作成することができます。そして、シナリオ設定をしておけば、顧客の商談状況や興味・関心、属性情報を基に、顧客の求める情報を最適なタイミングで自動配信することが可能です。
配信済みのメールに対する顧客のアクションも計測できるため、シナリオの検証も行えます。パーソナライズされたアプローチによって、エンゲージメントの向上につながるでしょう。

入力フォームやLPの作成機能

Pardotでは、入力フォームやLPをドラッグ&ドロップで簡単に作成することができます。収集したいデータに合わせて、入力項目やレイアウトのカスタマイズができるので、職種を選ばずに使えるでしょう。

レポート

施策ごとの受注金額や費用対効果などを自動で算出したレポートを作成できます。また、受注した案件と営業活動の流れを結びつけ、受注に至った要因などを可視化することも可能です。

Marketing Cloudとの違いを解説

株式会社セールスフォース・ドットコムには、Pardot以外にも「Marketing Cloud」というMAツールがあります。この2つの違いは、PardotはBtoB向け、Marketing CloudはBtoC向けという点です。
ここでは、それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

Pardotは商談型ビジネス向きのMAツール

Pardotは、見込み客の活動を詳細に把握でき、ターゲットを絞ったセールストークを可能にするため、商談型ビジネスに向いています。
例えば、セールス担当者が顧客とコミュニケーションをとり続けることが多い、不動産や車といった購買までの期間が長い高額商材などで、特に効果を発揮するでしょう。

Marketing Cloudは集客型ビジネス向きのMAツール

Marketing Cloudは集客型ビジネスに最適なため、コンビニエンスストアやアパレルなど、BtoCビジネスの中でも比較的安価な商品やサービスを提供する場合におすすめといえるでしょう。

Pardotを導入するメリット

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Pardotを導入することで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。ここでは、Pardotの4つのメリットをご紹介します。

1.見込み度合いの高い顧客の発掘・育成ができる

Pardotには、顧客の行動を追跡するトラッキングや、顧客の興味・関心を評価するスコアリングのほか、セールスターゲットかどうかを判定するグレーディングといった機能があります。
そのため、見込み度合いの高い顧客を発掘でき、効率的な営業活動につなげられるでしょう。また、顧客の動向に合わせたメールや適切なコンテンツを継続的に配信することで、顧客の関心度を高められ、見込み顧客に育成していくことも可能です。

2.レポーティングをして費用対効果を確認し、改善につなげられる

Pardotでは、どのメールやキャンペーンが効果的だったかをレポーティングすることができます。マーケティングの効果と費用を分析することで、費用対効果の測定や次回の施策の改善にも役立つでしょう。

3.カスタマーエンゲージメントの向上が期待できる

Pardotでは、顧客それぞれにパーソナライズしたマーケティングシナリオを構築することができます。設定したシナリオを基に、顧客ごとの属性情報や興味・関心のほか、商談状況などを踏まえて、最適なタイミングでコンテンツを自動で配信します。
顧客が求めている情報の提供が可能なため、カスタマーエンゲージメントの向上につながるでしょう。

4.Salesforceと連携できる

Pardotは、クラウド型の顧客管理システムであるSalesforceと連携することができます。顧客情報を管理するSalesforceのデータとPardotのアクティビティ情報を掛け合わせることで、より効率的かつ精度の高い営業活動ができるでしょう。

Pardotを導入する際の注意点

最後に、Pardotを導入する際に知っておくべき注意点をご紹介します。効率のいいマーケティング活動を行うためには大事なポイントですので、しっかり確認しておきましょう。

Pardotで解決したい課題を明確にする

Pardotを導入する際には、解決したい課題を明確にしておきましょう。自社の課題が明確でなければ、具体的な施策イメージを持てず、Pardotが本当に必要かどうかの判断や、付けるべき機能、エディションの選択ができなくなります。課題が明確でないうちに、Pardotの導入を進めてしまうと、求めていた効果が得られなくなってしまうかもしれません。
導入前に、解決すべき課題や現在のシステム・ツールで不足している機能などをすべて洗い出し、Pardotの機能や特徴をきちんと把握した上で導入することをおすすめします。

サポート体制があるかを確認する

MAツールを使いこなすまでには時間がかかったり、専門的な知識を求められたりすることがあります。
製品のサポート体制や学習ツールなどを確認し、自社内でスムーズに使いこなせる環境を作れるかどうかは、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

その他、おすすめのMAツールについて詳しく知りたい方は、こちらから資料をダウンロード下さい。

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Pardotを活用して、営業効果を最大化させよう

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Pardotは、見込み度合いの高い顧客を発掘・育成し、最適なタイミングで顧客に合ったアプローチを自動的に行えるMAツールです。Pardotの機能を活用することで、マーケティング活動はもちろん、営業活動の効率化や収益向上も期待できるでしょう。
しかし、MAツールを導入して、効率良く効果を出していくためには、デジタルマーケティング施策のノウハウが欠かせません。MAツールの運用においては、ある程度成果が出るまでに時間や労力がかかるもの。このような場合は、デジタルマーケティング施策のプロに任せることもひとつの手です。

NTTレゾナント株式会社および株式会社クロスリスティングでは、様々な業種業態でのデジタルマーケティング施策の支援を行っています。「顧客理解」を行うためのデータの活用構築から、目標達成に向けての戦略立案、施策の運用・検証までをワンストップで行うことが可能です。無料相談も行っておりますので、デジタルマーケティングにお困りの際はお気軽にご相談ください。

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